オール電化をお考えの方で、キッチンの設備について不安をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、そういった方のためにＩＨクッキングヒーターの特徴やガスコンロとの比較を行います。
□ＩＨとガスコンロの違いについて解説します
まずガスコンロのメリットデメリットのご紹介です。
第一に挙げられるこちらの大きな特徴は、やはりその大火力でしょう。
火力が強いという事は、鍋をコンロから遠ざける細かな調理方法もできるのです。
ＩＨにはない最も大きなメリットですよね。
2つ目に挙げられるのは、調理器具の制約がない点です。
ＩＨの場合は鍋もＩＨに対応したものを選ぶ必要がありますが、ガスコンロの場合はそのような縛りはほとんどありません。
3つ目は、電気が使えない場合にもコンロを使用できる点が挙げられます。
ＩＨの場合、停電時に住宅の設備のほぼすべてが使用不可能になります。
ガスコンロはそういった心配が不要です。
一方のガスコンロのデメリットとして、火の使用に伴う危険が挙げられます。
住宅の中でもけがの原因となるのがコンロです。
特に、お子さんや高齢者、放し飼いのペットがいる家庭では不安の要因ですよね。
対してＩＨのメリットは、やはりその安全性でしょう。
鍋だけを加熱させる仕組みなので、火災のリスクはガスコンロよりも低いです。
また、ガスコンロと比較して平坦な形をしているため、汚れた後の掃除が簡単な点も大きな利点でしょう。
さらにＩＨは火の回りが早く、火力のコントロールが容易な点も見逃せません。
□キッチンのオール電化にかかる費用や工事を解説します
次に、オール電化住宅にするための費用についてご説明します。
結論から述べると、ＩＨクッキングヒーターの工事だけであればおよそ20~40万円ほどの費用が相場です。
しかし、オール電化で光熱費を削減したいのであれば、ＩＨクッキングヒーターやエコキュートの導入だけでなく、太陽光発電もセットにした工事がおすすめです。
その場合の工事にかかる初期費用は、総額約200万円以上の金額がかかりますが、長期的なスパンやリスク管理の観点から見ればお得になります。
□まとめ
今回はオール電化住宅におけるキッチンについて解説しました。
ＩＨクッキングヒーターはオール電化の代名詞とも呼べる設備です。
そのメリットとデメリットを把握して、ご自分でよく吟味した上で検討されることを強くおすすめします。
今回の記事が、オール電化住宅への乗り換えでお悩みの方の参考になれば幸いです。
