電化製品の電源で悩みの方で、蓄電池の導入をお考えの方は多いと思います。
そこで本記事では、家庭における蓄電池の種類や選び方のポイントについて解説します。
□蓄電池の種類と特徴を解説
ここでは第一に、蓄電池ごとの種類と特徴について説明します。
蓄電池には主に4つの種類があります。
1つ目に紹介するのは「ニッケル水素電池」についてです。
エネルギーが高密度で、充電と放電に優れているという特性から、乾電池やハイブリッドカーの動力源として用いられています。
こちらの寿命は5～7年と蓄電池の中でも比較的短いものです。
また周辺の温度が高くなったり、充電と放電を繰り返し足りして電池の温度が上昇すると劣化が早まるため注意が必要です。
2つ目は「リチウムイオン電池」についてです。
こちらはエネルギー密度と充放電エネルギー効率が大変優れており、電池のコンディションやバッテリー残量が監視し易いといった特性もあります。
そのため現在の蓄電池の中で最も普及している、身近な蓄電池です。
携帯電話やノートパソコンといった幅広い機器のバッテリーに用いられていることが多いでしょう。
3つ目は「鉛蓄電池」です。
こちらは開発から150年以上が経過してもなお蓄電池の主力として使用されており、さらに蓄電池の中でも最も長い寿命を誇るものです。
ローコストで使用実績も多いため、信頼性が優れているといった特徴から、多いものでは自動車のバッテリーや非常用電源といった大型電源としても利用されています。
過放電や、長時間充電がないと劣化が進行するので、使用する際は注意が必要でしょう。
4つ目は「NAS電池」についてです。
こちらは鉛電池と遜色ない寿命を誇り、従来の蓄電池の約3分の1のコンパクトさから産業用蓄電池として注目を集めています。
そのため向上をはじめとした大規模な施設の電源に主に用いられます。
効率に優れていますが、ナトリウムと硫黄を使用する特性から危険物としての側面もあり、日常のメンテナンスは欠かせません。
□蓄電池を選ぶ際のポイントを解説
家庭用蓄電池に主に用いられているのは、基本的にはリチウムイオン電池です。
また、選ぶ際には第一に蓄電容量に注目しましょう。
他には保証内容や停電時の使い方も重要なポイントです。
□まとめ
今回は蓄電池の種類やポイントについて解説しました。
蓄電池について何かご不明な点がございましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。
経験豊富なスタッフが全力でサポートいたします。
