山形にお住いのみなさん、冬場の屋根の雪かきで苦労していませんか。
積雪の多い地域では、雪かきは日常的です。
しかし、屋根に積もった雪を落とす作業は危険が伴います。
高い場所での作業は命を落とすことにも繋がりかねません。
今回はそんな危険な雪かきをする必要がなくなる、屋根の融雪システムをご紹介します。
□屋根の融雪システムの特徴について
屋根の積雪は山形にお住いであれば、よくあることでしょう。
冬場になれば、朝から雪かきをおこなう住宅が見られます。
しかし、毎年屋根の雪かきでの落下事故が後を立ちません。
そのような危険を防ぐための融雪システムとはどのようなものなのでしょうか。
一般的な融雪システムは電熱式と呼ばれる、電気を使用したヒーターのようなものです。
電力を使って熱を発することで雪を溶かしてくれます。
融雪システムとしてパイプを使用したものがありますが、これでは屋根の形状に合わせられません。
イレギュラーな屋根の形であれば設置が難しいでしょう。
しかし、電熱の融雪システムであれば屋根の形状に合わせられるため、効率の良い場所に設置できます。
この電熱式融雪システムは、種類が分かれます。
1つ目はルーフヒーターの接着型と呼ばれるものです。
屋根に直接貼り付けるため、板金工事が必要ありません。
しかし、屋根の素材によっては貼り付けられない場合があるため、これはデメリットであると言えるでしょう。
2つ目はルーフヒーターのマグネット型と呼ばれるもので、屋根材に磁性体があればすぐにでも取り付けることが可能です。
接着材を使っていないため、防水性がかなり高く、両面にヒーターが内蔵されているため、融雪する能力が高いといったメリットが見られます。
デメリットとしては、金属の屋根でないと設置できないことが挙げられるでしょう。
また、融雪システムは、全面的か部分的かで設置場所が変わります。
全面屋根融雪であれば、全体的にバランスよく融雪できるでしょう。
一方で部分屋根融雪では、ルーフヒーターの設置数が少なく、費用を大きく抑えられます。
軒先のつらら防止策としてよく使われます。
□屋根融雪の費用
屋根融雪の費用は、依頼する業者によって大きく異なります。
料金プランによっては、毎月定額の支払いになるため、一度問い合わせしてみると良いでしょう。
あまり費用をかけたくない方には軒先のみの融雪システムがおすすめです。
□まとめ
今回は屋根の融雪システムについて詳しくご紹介しました。
屋根融雪をお考えの方は是非、参考にしてみてはいかがでしょうか。