近年、オール電化住宅の人気が高まっています。
オール電化を導入することで光熱費は本当に安くなるのでしょうか。
消費税も上がったことにより光熱費はできるだけ抑えたいものです。
今回は、山形在住の方へ、オール電化で光熱費が高くなる原因と光熱費節約方法を紹介します。
□オール電化で光熱費が高くなる原因は?
そもそもオール電化とはその名の通り、家のエネルギーを全て電気にすることです。
つまり、家の中の熱源は電気のみということです。
ガスは一切使いません。
そのため、光熱費を電気代に一本化できます。
「エコキュート」などを使って電力料金の安い夜間に電気を使いお湯など貯めておいて、それを日中に使うことで光熱費を抑えるというものです。
実際、オール電化にするとどのくらい安くなるのでしょうか。
一般家庭の月額の平均が18651円で、オール電化住宅の月額高熱費は15905円というデータがあります。
つまり、トータルの光熱費として3000円弱ほどの節約が期待できるでしょう。
しかし、オール電化にして「光熱費が上がった」というケースもあります。
それは、電気の使い方に問題がある場合に起きる現象です。
オール電化住宅向けの電気プランは一般的に、昼間の料金が高く、夜間が高く設定されています。
そのため、昼間の買電量が多いとむしろ光熱費が高くなることがあります。
□オール電化の節約法
ここでは、オール電化で光熱費を節約する具体的な方法を3つ紹介します。
*電気料金が安い時間帯を活用
上記でも説明したように、オール電化の住宅には夜間割安、日中割高の電気料金プランが向いています。
「洗濯」「食器洗い」「乾燥器」「炊飯」などの電気を使う作業は可能な限り夜間に行うと良いでしょう。
*電気料金プランの見直し
夜間の電気料金が安いプランになっているかどうか、深夜料金は何時から何時までの間なのかといった料金プランの確認をしましょう。
ライフスタイルに合わせた料金プランにしておけば、より光熱費を抑えられます。
割安時間と電気給湯器の稼働時間がずれていると電気料金が高くなります。
生活スタイルが変わった際にもプランの見直しをすることをおすすめします。
*エネルギーを変える
地域によっても採用しているエネルギーには偏りがあります。
家庭のエネルギーを変えるときには、様々なエネルギーと比較検討を行い決めるとよいでしょう。
思い切って途中からエネルギーを変更するのも省エネを目指す方には有効な手段です。
□まとめ
今回はオール電化の光熱費について解説しました。
オール電化は高熱費を抑えられる場合が多いですが、使い方に気をつけなければ「思ったより高い!?」となんてことになるかもしれません。
オール電化に興味が湧いた方はお気軽に当社へお問合せください。