「融雪のために装置を使いたい」
「融雪装置ってどんな種類があるの?」
このような悩みをお持ちではないでしょうか。
今回は山形の厳しい冬を乗り切るために大活躍が期待できる融雪装置とその種類についてご紹介します。
□融雪装置って?
まず融雪装置とはいったいどんなものかをご説明します。
融雪装置とは文字通り雪を融かす装置のことです。
雪が積もると凍ってスリップの危険性や、屋根からの落雪などの危険性も出てくるでしょう。
融雪装置には対処するパートによっていくつか種類がありますので、ご自身の用途に注目してご覧になってください。
□融雪装置の種類と特徴
あなたは融雪装置に何を求めますか?
融雪機の耐久性、目の前の雪をなくすこと、すぐに雪を融かすこと。
このように人によってニーズは様々だと思います。
今回は融雪槽、融雪機、除雪機、ロードヒーティングの4つに焦点を当ててご紹介していきます。
まず一つ目は融雪機についてです。
融雪機には早く融かせるが耐久性に欠けるという特徴があります。
また、一般的に灯油の消費量は1時間当たり14リットル前後と、家庭の給油ボイラーの最大消費量6リットルと比べるとかなり消費量が多いことがわかります。
雪を融かす部分にも広くはないので、体力に自信があってとにかく早く雪を融かしたいという方におすすめかもしれません。
二つ目に紹介する融雪装置は融雪槽です。
融雪槽は大きなタンクを地下に埋め、雪をそこに落とし込むというものです。
先にご紹介した融雪機と大きく違う特徴は、雪が融けるまで待つ必要がなく、除雪作業自体の時間は比較的短く済むので、朝忙しい方などには良い装置かもしれません。
また、融雪機に比べてランニングコストが低いのもうれしい特徴と言えるでしょう。
続いて三つ目の除雪機です。
こちらの装置は雪を捨てる必要が出てくるため、地域によって向き不向きが明確になってきます。
購入費用、ランニングコストが低いので広い土地で利用を考えている方におすすめかもしれません。
四つ目にロードヒーティングについてご紹介します。
身体の負担も気になるし、雪の融雪・除雪で身体を使いたくない、雪についてもう悩みたくないという方でしたら、一番おすすめの装置です。
これまでご紹介した装置の中で最も初期費用やランニングコストが高くなりますが、雪についての悩みが解消されると考えると、真剣に検討してみるのも良いかもしれません。
気になるメンテナンスに関しては、故障する箇所は熱源のボイラーくらいなので、何かあったらメーカーの方に相談しましょう。
□まとめ
ご自身に合った融雪装置は見つけられましたか?
ご紹介した四つの装置はどれもニーズによって発揮する効果が変わってきますので、気になる装置がありましたらもっと詳しく調べてみるといいかもしれません。
融雪装置に何を求めるかをご家族で話し合ってから検討されるとより満足のいく選択ができるでしょう。