「蓄電池ってなんだっけ」
「蓄電池の種類ってどんなものがあるの」
いざ製品を買う前にこのような疑問をお持ちではないでしょうか。
本ページでは上記のような疑問を解決するため、山形の専門業者が蓄電池の基本的な説明と、それらの種類の特徴についてご説明していきます。
□蓄電池の基礎知識
蓄電の基本的な特徴としては、充放電を繰り返せることが挙げられます。
そして、この繰り返し使えることから「二次電池」や「バッテリー」と呼ばれています。
この特徴が電池の交換が必要な乾電池と大きく違う点です。
充放電が繰り返し行えるので、安い深夜電力を蓄えておき、非常時や昼間の電気代の高い時に使用して、料金が節約できることが蓄電池を使う大きなメリットと言えるでしょう。
□蓄電池の種類とそれぞれの特徴
次は蓄電池にはどんな種類があって、それぞれどんな特徴があるのかをご説明していきます。
蓄電池は大きく分けて鉛電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、NAS電池の4種類に分類できます。
まずは鉛蓄電池についてご説明します。
鉛蓄電池は主にエンジンの駆動時の指導用バッテリー、ゴルフカートなどで使用されているので比較的馴染みがあるのではないでしょうか。
鉛電池のメリットとしては原価の鉛が非常に安いため、容量当たりの電力単価が安く、大電流の放電ができることです。
その反面、使用経過でどんどん劣化していき、電池寿命が大幅に減ってしまうというデメリットもあります。
次にニッケル水素電池についてです。
ニッケル水素電池は家電量販店や携帯ショップなどで幅広く販売されているため4種類の電池の中で最もよく目にする電池ではないでしょうか。
実はこの電池は2代目となっており、前身のタイプのカドミウムという毒性を持つタイプにとって代わって登場しました。
環境や人体に影響のない水素を使用しており、その安全性が特徴です。
次にリチウム電池についてです。
今我々の日常生活で大活躍していると思われるのがリチウム電池でしょう。
大半のモバイル機器の電池に使用されています。
小型なのに電力が大きく、長寿命だったものがさらに最近の技術で中型、大型化に成功したため、電気自動車のバッテリーに活用されています。
最後にNAS電池についてです。
NAS電池はメガワット級の電力の貯蔵が可能なのに安価という強いメリットを持っています。
しかし、硫黄やナトリウムなど危険物指定されている点や、作業温度を300度以上に保たなくてはならず、扱いづらいというデメリットを持っているため、多くの人には馴染みのない電池かもしれません。
□まとめ
ここまで、蓄電池の基本的な知識と種類別の特徴についてご説明してきました。
製品を購入される際、その製品にはどんな電池が使われているかをしっかり把握して検討されると、より納得のいくご購入につながるのではないでしょうか。