「蓄電池って使ってメリットがあるの?デメリットは?」
「蓄電池を使用する前に少しでも蓄電池のことを知っておきたい」
こんな疑問をお持ちの方に、この記事では山形の専門業者が蓄電池のメリット・デメリットと、知ってお得な蓄電池の価格の動向をご紹介します。
□蓄電池のメリット・デメリットの基本
蓄電池にはいったいどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
メリットに関しては4つ、デメリットは3つご説明していきますので、それぞれ使用方法と照らし合わせてご覧になってください。
*蓄電池を使用するメリット
蓄電池の1つ目のメリットは「太陽光発電でつくった電気を貯められる」ことです。
太陽光発電で貯めた電気があれば急な停電の時や必要な時に使えるので、とても安心できるでしょう。
メリットの2つ目は「深夜電力の活用による電気代の削減」です。
とても分かりやすいメリットで、夜に安い電力を充電しておき、日中の電気代が高い時間帯に貯めた電気を使用し経済的メリットを享受するという仕組みです。
こちらもまた経済的にうれしいメリットと言えるでしょう。
メリットの3つ目は「ピークシフトへの貢献」です。
ピーク時とは日中の電気需要が高まる時間帯でコストがかかり、二酸化炭素を排出する火力発電の出番を減らすことにつながります。
お財布にも環境にも優しくとても大きなメリットではないでしょうか。
メリットの4つ目は「電気自動車との連携」です。
近頃では、電気自動車の走るために必要なエネルギーをほとんど太陽光発電で賄えるトライブリットという蓄電池も登場しました。
太陽光発電で貯めたエネルギーを電気自動車に使えるのはとても便利でしょう。
*蓄電池を使用するデメリット
蓄電池を使用するデメリットの1つ目は「初期費用が高い」ということです。
一般家庭で使われることの多い6~8kw程度の蓄電池の場合、初期費用で100万円ほどかかるので、使用プランを考え、ご自身にあった選択を考える必要があるでしょう。
デメリットの2つ目は「充放電を繰り返し行っていると、蓄電池が劣化していき容量が減っていく」という特性です。
参考までに、最も劣化しづらいといわれている蓄電器の場合、15000サイクルの充放電後は80パーセントの容量を維持できるといわれています。
デメリットの3つ目は「設置スペース」です。
屋内外それぞれタイプがありますが、ご購入の際にはご自宅のスペースとよく相談することがおすすめでしょう。
□価格のデメリット解消?地方自治体からの補助金
蓄電池のデメリットで最も気になるのが値段の部分ではないでしょうか。
しかし、国の省エネ住宅を目指す動きとあいまって、地方自治体から補助金がもられる制度が存在し、上手に使えば実質価格を下げられます。
また、ZEH(ゼッチ)といわれる住宅のエネルギー量を減らす住宅にする場合も補助金の対象になっています。
このような制度をうまく使って検討すると、価格面のデメリットを少しは解消できるのではないでしょうか。
□まとめ
今回は蓄電池のメリット・デメリット、購入する際の補助金に関するご説明をしました。
蓄電池の知識を正しく理解して日常生活にうまく落とし込んではいかがでしょうか。