山形の電気工事店が徹底解説!蓄電池とUPSの違いとは?

「UPSってそもそも何かわからない」
「UPSと蓄電池って何が違うの?」
とお考えの方はいらっしゃいませんか。
蓄電池やUPSは停電時に非常に便利な電源装置です。
しかし蓄電池とUPSの具体的な違いについて詳しくない方も多いはずです。
そこで今回は、蓄電池とUPSの違いについて解説します。

 

□蓄電池とUPSのそれぞれの特徴

*蓄電池とは

一度きりの乾電池に対し、充電することで何回も使いまわせる電池のことです。
この説明だけではなじみがなくイメージしづらい方も多いでしょう。
しかし意外にも蓄電池はスマホのバッテリーや電気自動車など身近に使われています。
自家発電で余剰になった電力を貯めて使えるため、非常に効率的です。
太陽光発電などで昼間発電した電力を蓄え、発電できない夜間に蓄えた電力を使えます。
ちなみに乾電池は一次電池、蓄電池は二次電池と呼ばれます。

デメリットとして蓄電池の容量により使える電気量が限られることがあげられます。
普段から電力を使いすぎると、緊急時のいざ使いたい時に蓄電されていない場合があるため気を付けましょう。
逆に普段から使用する電気の量を意識するため、節電の意識が高まるとも言えます。

また充電するごとに容量が減っていくため寿命が決められています。
長く使うために業者の指示に従いましょう。
さらには大きい蓄電池を使う場合、置く場所を選ぶ必要があります。

*UPSとは

二次電池など蓄電できる装置が組み込まれた、停電が起きてもしばらくの間特定の出力で電力を与え続けられる電源装置のことです。
停電が起きると問題が起きる電化製品をつないでおくことで停電時にもしばらくの間使用可能です。
また停電していない時は、コンセントから与えられる電力を使います。
停電になった瞬間に蓄えられた電力が供給される仕組みです。

最近は緊急時に役立つアイテムとしてだけでなく、効率よく電気を供給できるアイテムとして注目されています。

 

□蓄電池とUPSの違い

*電気の貯め方

UPSと蓄電池の違いは電気の貯め方です。
蓄電池は直流電気のみを貯め込むのに対し、UPSは蓄電池に特殊な電源回路を組み合わせて交流電気を貯められます。
つまり、蓄電池はUPSの部品の一つであり、UPSは蓄電池を使った電源機器です。

 

□まとめ

今回は、蓄電池とUPSの違いについて解説しました。
この記事を参考に、家庭に蓄電池やUPSの設置を検討してみてはいかがですか。
当社は山形にオフィスを構え、屋内屋外問わず様々な分野の電気工事をする専門業者です。
電気工事をお考えの方は当社までお気軽にご連絡ください。