「オール電化にすると停電時に何も使えなくなるのではないか」
「停電に備えた対策方法が知りたい」
とお考えの方はいらっしゃいませんか。
オール電化住宅は他の住宅に比べ停電の被害が大きいため、対策が必須です。
そこで今回は、オール電化の停電対策について解説します。
□オール電化の停電対策では何をすればいい?
オール電化住宅で停電が起きた場合、停電復旧後の火事を防ぐために電化製品のコンセントを抜きましょう。
また、最新の情報を得るためにスマホの充電をできるだけ長持ちさせる設定を行いましょう。
画面の明るさを落としたり、機内モードにするだけでもスマホの充電の持ちはよくなります。
*トイレの水が流れない時の対処法
手動でトイレの水を流すレバーやつまみがある種類のトイレであるか確認しましょう。
レバーやつまみを操作することでトイレの水が流れます。
またバケツの水をトイレに一気に流し込むことでトイレの水を流す方法もあります。
しかし、地震で排水管が壊れている場合は汚水が溢れ返ってくる可能性もあるため、無理にトイレの水を流さないようにしましょう。
*停電のために準備すべきもの
冬の寒い時期に停電した場合に備えて、石油ストーブを用意しましょう。
燃料となる石油や発火させるための乾電池も忘れず準備する必要があります。
特に寒い地域に住んでいる方は石油ストーブの用意は必須です。
また、停電によりIHが使えなくなるためカセットコンロがあると非常に便利です。
料理に使えるだけでなく、火を簡単に手に入れられるのは災害時に心強いです。
燃料となるガスボンベも忘れず多めに準備しておきましょう。
□オール電化住宅は災害に強い住宅
*電気が最も復旧が早い
地震などの災害で深刻なダメージをうけた場合、ガスや水道に比べ電気は圧倒的に復旧が早いです。
実際に、阪神淡路大震災の際には電気はわずか1週間で復旧しています。
対して水道やガスの復旧は3カ月前後かかりました。
また、オール電化住宅は熱やお湯を溜めておけるシステムを備えている場合が多いです。
そのため、飲料水としては使えないものの、ある程度の期間は生活用水として使えます。
さらに日本は世界的に見て停電が起こりにくい国です。
あるデータでは日本の年間停電時間はわずか16分で、フランスの57分やイギリスの100分を大きく下回っています。
しかし日本は地震が起こりやすい国です。
そのため長い停電が突如起こる可能性があるため、入念な準備をしておきましょう。
□まとめ
今回は、オール電化の停電対策について解説しました。
緊急時に慌てないために、この記事を参考に事前の対策をしてみてはいかかでしょうか。
当社は山形にオフィスを構え、屋内屋外問わず様々な分野の電気工事をする専門業者です。
電気工事をお考えの方は当社までお気軽にご連絡ください。