「蓄電池を設置したいけど近所から騒音のクレームが来ないか心配」
「蓄電池の運転音はどれくらいうるさいの?」
とお考えの方はいらっしゃいませんか。
せっかく効率よく電気を利用するために導入した蓄電池が騒音問題に繋がってしまっては本末転倒ですよね。
そこで今回は、蓄電池の運転音について解説します。
□蓄電池でなにができる?
蓄電池は1回限りではなく何回も充電して使用できる電池で、貯め込んだ電気を必要な時に使える仕組みです。
スマホのバッテリーや電気自動車など身近で使われています。
蓄電池によって容量や出力が異なるため、家庭で使用する電気量を考える必要があります。
乾電池は放電するのみで使い切りであるため一次電池、蓄電池は二次電池と呼ばれます。
*電気代を節約できる
太陽光発電と組み合わせれば、昼間にため込んだ電気を夜間に使うことで、余剰な電気を効率よく利用できます。
また電力会社の電気を使って充電する場合でも、電気代が安い時間に充電して、電気代の高い時間に貯めた電気を利用すれば電気代を節約できます。
*緊急時に電気を確保できる
災害などにより停電が起きた場合でも、蓄電池に電気を貯めていれば一定時間電化製品を使えます。
特に照明やテレビ、ラジオなど緊急時に正確な情報をいち早く入手するための電化製品を使えるのは非常に助かります。
また夏の暑い日や冬の寒い日に停電した場合でもエアコンや冷蔵庫を使えるため、食料や快適な空間の確保ができます。
□蓄電池の運転音はうるさいのか?
蓄電池の運転音はどのメーカーも30~40デシベルとしています。
これは図書館や静かな住宅街の昼間と同じくらいの騒音値で、普段の生活では騒音問題になりえない値です。
しかし建物の中、特に寝室の近くに置くと少々うるさく感じるかもしれません。
蓄電池はできるだけ建物の外に設置するようにしましょう。
*エアコンの室外機の騒音値よりも低い
一般のエアコンの室外機の騒音値は50デシベルとされています。
つまり蓄電池の運転音はエアコンの室外機よりも静かです。
設置場所をある程度考慮すれば、騒音問題に繋がる場合はほとんどありません。
□まとめ
今回は蓄電池の運転音について解説しました。
蓄電池は非常に静かで騒音問題に繋がる可能性は低いです。
この記事を参考に家庭に蓄電池の設置を検討してみてはいかがでしょうか。
当社は山形にオフィスを構え、屋内屋外問わず様々な分野の電気工事をする専門業者です。
電気工事をお考えの方は当社までお気軽にご連絡ください。