ロードヒーティングをお考えの方はいませんか?
「毎年雪かきの時期が憂鬱だ。」
「融雪対策としてロードヒーティングがあることを知った。」
このように、ロードヒーティングの導入を検討されている方は多くいらっしゃると思います。
しかし、燃料のコストを不安視されるお客様の声をよく耳にします。
そこで今回は、IoTを活用することで、燃料コストの大幅削減に成功した例をご紹介します。
これからのロードヒーティングのあり方について考える助けになれば幸いです。
□そもそもIoTとは
皆さんはIoTという言葉をご存じでしょうか。
IoTを一言で表すと、「身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながる」仕組みのことです。
今回ご紹介するのは、ロードヒーティングをインターネットにつなげることにより、コストの削減を目指す取り組みです。
□従来のロードヒーティングの問題点
一般的に、ロードヒーティングは自動運転です。
センサーからの信号を受けて自動的に融雪ボイラーのスイッチが切り替わります。
しかし、融雪の必要がない状況でも稼働してしまい、余分なコストがかかる場合があります。
□IoTの活用
以上の問題点を解決したのが、遠隔監視システムです。
現地の積雪状況を赤外線カメラで監視し、遠隔地にある監視センターで気象状況を考慮した集中管理を行います。
これにより、ボイラーの無駄な運転がなくなります。
□AIの活用
さらに進んだ例として、AIの活用が挙げられます。
上記の例においては、監視センターでデータをもとに融雪ボイラーの運転・停止の判断をするのは人間でした。
しかし、監視オペレーターの人材確保は容易ではありません。
そこで、AIを導入することにより、ボイラーの運転・停止の判断をサポートしました。
これによって、将来的に必要な人材を最小限に抑えられることが予想されます。
□具体的な事例
昨夏、北海道大学内のコンビニエンスストアに導入されたのが、深層学習を活用したロードヒーティング設備です。
このロードヒーティング設備は、カメラで撮影した路面の画像を深層学習で分析して路面状況を判断します。
そして、積雪状況を判断し、必要な場合だけボイラーを稼働させます。
結果的に消費エネルギー量が約40%削減されます。
□まとめ
今回は、IoTを活用したロードヒーティングについてご紹介しました。
当社では、ロードヒーティングについてのご相談を随時受け付けております。
地域から支持される山形の電気工事会社が、お客様を全面的にバックアップします。
ぜひ一度、当社までお問い合わせください。