山形の専門業者がロードヒーティングのコストを種類ごとに比較してみました!

「ロードヒーティングの設備って何を選べばいいんだろう?一番安く済むものを使いたいな。」
このように、ロードヒーティングをできるだけ安く使用したいと考えている方必見です!
ロードヒーティングの設備には様々な種類があります。
どの設備が一番コストを抑えることができるのか知っておきたいですよね。
そこで、今回は「ロードヒーティングの設備を設置する場合の設置費と運用費」をご紹介します。
 

□灯油ボイラー式

*設置費

30平米の場合設置費は税別価格で85万円程度です。

*運用費

2019年現在、1リットルあたりの灯油の価格は145円程度です。
この価格で冬の間ロードヒーティングを使用すると燃料費は76000円程度になります。
灯油の価格が安くなれば燃料費が安くなりますが、現在ではあまり運用費が安くありません。

*メンテナンス費

灯油ボイラー式では定期的に不凍液の交換、ボイラーの点検を行います。
そのメンテナンス費用として、1年で換算すると1~2万円ほど必要になります。
 

□電気式

*設置費

15平米の場合設置費は税別価格で60万円ほどです。

*運用費

電気式の場合、ボイラー式よりも運用費が数万円程度安くなります。
電気式のメリットは電気代が大きく変動しないので価格が安定している点です。
大雪が良く降る地域などでは電気式だと雪を解かすのに時間がかかるため、すぐに溶かすことのできるボイラー式がおすすめです。

*メンテナンス費

電気式の場合、不凍液などを使用していないのでメンテナンス費はほとんどかかりません。
 

□ヒートポンプ式

*設置費

20平米の場合設置費は税別価格で90万円ほどです。

*運用費

運用にかかる費用は電気代のみで、電気式と比べて電気代が数万円程度安くなります。
ヒートポンプ式では空気の熱を利用しており、電気式よりも電気を必要としないため電気式よりも安くなります。

*メンテナンス費

ヒートポンプ式は不凍液を使用しているので、交換の際にメンテナンス費用がかかります。
交換は五年に一度が目安で、費用は36,000~50,000円ほどです。
 

□まとめ

今回は「ロードヒーティングの設備を設置する場合の設置費と運用費」をご紹介しました。
使用回数があまり多くない場合は、メンテナンス費がほぼ不要で管理しやすい電気式がおすすめです。
大雪が多く使用する頻度が高い場合は熱量が多くすぐに雪を解かすことができるボイラー式を使用するとよいでしょう。
ヒートポンプ式は大雪が少ない地域に使用することをおすすめします。
ご不明な点がございましたらぜひ一度、当社までお問合せください!