ロードヒーティングをお考えの方はいらっしゃいませんか?
「雪対策にロードヒーティングを考えている」
「ロードヒーティングの施工の流れが知りたい」
このようにお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、ロードヒーティングの施工の流れについてご紹介します。
□そもそもロードヒーティングとは
ロードヒーティングとは、道路や玄関、駐車場などの地面の雪を融かす装置です。
積もっている雪を融かすものではありません。
あくまで、降ってきた雪を融かすための装置なので、積もってしまった雪は融かせません。
地面の中に放熱体を設置することで、地面の表面温度を上げて雪が融かします。
ロードヒーティングで使用する熱源には、電気式や灯油式があります。
電気式の場合は、灯油切れの心配がありません。
灯油式は、専用のボイラーを置くスペースが必要になりますが、広い範囲で融雪をお考えの方におすすめです。
□ロードヒーティングの施工の流れ
ここからは大まかな施工の流れについてご紹介します。
*アスファルトなどの地面の表面をはがす
まずは、自宅敷地内のロードヒーティングを設置する場所のアスファルト、もしくは地面表面をはがします。
*掘削する
地面にある土砂や岩石を掘っていきます。
このときの深さはおおよそ30cmです。
*充填(じゅうてん)する
掘った部分に、天然の岩石を細かく砕いた砕石(さいせき)を埋めていきます。
*路盤調整
ここでは、転圧をします。
転圧とは、地面に力を加えて、空気を押しだし、地面の密度を高めます。
地面にある土は、土粒子と水、空気によって構成されているため、空気を押し出すことで土粒子がしっかり接触し、密度が高くなるのです。
*敷設(ふせつ)
ロードヒーティングに使用するパイプを敷設していきます。
*生コンで打設
まだやわらかいコンクリートを作業している部分に流し込み、空気を抜きながら均等にします。
*タイルもしくはアスファルトの敷設
最後に、コンクリートが固まると、その上からタイルを貼る、またはアスファルトを敷設する作業を行います。
□まとめ
今回は、ロードヒーティングの施工の流れについてご紹介しました。
ロードヒーティングは、雪の多い地域では便利なアイテムです。
ロードヒーティングをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
当社では、省エネルギータイプの融雪装置を導入し、ロードヒーティングなど様々な場面で幅広くご利用いただけます。
何かご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。