雪対策をお考えの方はいらっしゃいませんか?
「除雪作業に苦労をしている」
「ロードヒーティングを利用することを考えているが特徴が分からない」
このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
雪の多い地域では、雪対策は欠かせませんよね?
そこで今回は、ロードヒーティングの特徴についてご紹介します。
□そもそもロードヒーティングとは?
ロードヒーティングは、玄関や駐車場、道路、歩道などに設置し、雪を融かす設備のことです。
地面の中に放熱体を取り付けることで、地面の温度を上げられます。
また、ロードヒーティングは雪を融かすだけでなく、凍結を防止する効果もあります。
車両用道路や市街地の歩道に利用されていますが、ご家庭で利用されている方も多いです。
ロードヒーティングは、降ってきた雪を融かします。
つまり、積もった雪を融かす装置ではありません。
ロードヒーティングの設備では、熱いと感じるほど温度は上がりません。
地面の表面はおおよそ5度くらいの温度になります。
そのため、積もってしまった雪を融かすことは難しいのです。
□ロードヒーティングの特徴
*雪が降ってきたことを感知するセンサー
ロードヒーティングには、雪が降ってきたことを感知する降雪センサーがついています。
積もってしまった雪を融かすことができないということは、雪が降ってきた時点でスイッチを入れる必要があります。
このセンサーがあることにより、冬場に電源さえ入れておけば、雪が降ってきたことを感知して、自動的に運転を始めてくれます。
*地中センサー
地面の中にあるセンサーによって、地面の温度を感知し、地面の温めすぎを防ぎます。
また、地面の温度が低いことも感知するため、地面が凍りつくことも防ぐのです。
□ロードヒーティングの種類
ロードヒーティングには、大きく分けて3つの種類があります。
*電気式
電気式のロードヒーティングは、地面に電気ヒーターを設置し、地面の温度を上げていくシステムです。
火を利用しないことが特徴です。
*ヒートポンプ式
ヒートポンプ式のロードヒーティングは、電気を利用して温水を作り、温水をパイプに通して地面の温度を上昇させます。
ヒートポンプ式も電気式と同様に、火を使わないため安心して使用できます。
*温水式
温水式のロードヒーティングは、ガスや灯油を使用して温水を作り、ヒートポンプ式と同じように地面の温度を上昇させます。
ハイパワーな運転ができることが特徴です。
□まとめ
今回はロードヒーティングの特徴についてお話ししました。
ロードヒーティングを利用することで、雪が多い冬を乗り切れます。
ロードヒーティングを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。