自営業をされている方の中は、蓄電池の導入をお考えの方もいると思います。
蓄電池の導入は光熱費の削減することができるので利益向上に繋がります。
ただ、蓄電池の導入は設置コストが高いイメージがあり、導入するにあたってコストがどのくらいかかるのか気になりませんか？
そこで、今回は蓄電池の設置にかかるコストについてご紹介していきます。
□蓄電池の魅力
蓄電池の設置コストについてお伝えする前に、自営業をされている方にとっての蓄電池の魅力についてご紹介します。
使用する設備の規模にもよりますが、自営業をされている方にとって光熱費は非常に負担が大きく、出来るだけ安く抑えたいものではないでしょうか。
蓄電池を導入すると、夜間の割安料金の電力を貯めておけるだけでなく、太陽光発電と組み合わせると、太陽光発電で得られた電力を貯めておくこともできます。
また、災害時にも停電することなく営業を続けることができます。
このように、自営業の方にとって蓄電池は多くの点で魅力的であると言えます。
□蓄電池の設置コスト
設置コストは主に蓄電池本体の価格と設置工事や電気工事の費用に分かれます。
＊蓄電池本体の価格
蓄電池本体の価格は基本的に種類や容量によって異なります。
種類でいうと、鉛蓄電池よりもリチウムイオン電池の方が高く、1kWhあたり約20万円となっています。
また、容量は必要な電力に応じて変わりますが、比較的小規模な設備の場合は家庭用蓄電器でも問題はないでしょう。
一方で、しっかりとした設備や店舗を運用されている方は、産業用蓄電池が必要になります。
家庭用蓄電池の場合は10kWh未満のものが多く、価格は150万円〜250万円が相場となっています。
産業用蓄電池の場合は、容量が大きく10kWH以上のものから数百kWhのものまで様々です。
容量の大きさに伴い、価格も500万円以上するものも少なくありません。
＊工事費用
工事費用は基本的には20万円〜30万円が相場です。
もちろん、設備の規模の大きさに応じて変化することはあります。
□コストを抑えるためには
＊補助金の利用
設置コストを抑えるための方法の1つに補助金の利用があります。
全国の地方自治体のほとんどが蓄電池の設置に関して補助金制度を設けています。
＊蓄電池リースの活用
いきなり高額な初期費用を払うのが難しいという方は蓄電池リースを活用しましょう。
月々の支払いのため、負担は軽減されるのではないでしょうか。
□まとめ
今回は蓄電池の設置にかかるコストについてご紹介しました。
自営業の方にとって、蓄電池の設置は非常に魅力的ですが、一定のコストがかかります。
コストを抑えるには、補助金を受けることに加え、場合によってはリースを活用してみてはいかがでしょうか。
