山形在住の方へ!蓄熱式床暖房の電気代は月々いくらくらいかかる?

山形県の冬は相当に冷え込みますが、そんな中、あると重宝するのが床暖房です。
なかでも蓄熱式床暖房は、運用コストが低いとされていますが、電気代は一体どれくらいなのでしょうか。
今回は、蓄熱式床暖房にかかる電気代についてお伝えいたします。

 

□蓄熱式床暖房とは

そもそも蓄熱式床暖房とはどのような装置なのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。

蓄熱式床暖房は、石やレンガなどの蓄熱性の高い物質に電気代の安い深夜に熱を加え、日中にその熱を放出することで、温かくなるというシステムです。
深夜の蓄熱材を温めている間も、床を温めてくれるので、24時間部屋が暖かい状態が続きます。
深夜電気を使用しているので、普段の運用コストを低く済ませることができます。

 

□蓄熱式床暖房の電気代

蓄熱式床暖房の電気代は、床暖房を設置する面積にもよりますが、およそ100平米の家での1か月の電気代は実質およそ3000円程度です。
加熱時間、加熱温度によっても上下するのであくまでも参考にしてください。

 

□蓄熱式以外の床暖房システム

今回蓄熱式の床暖房システムを見てきましたが、他の床暖房システムはどうなのでしょうか。
ここで床暖房の種類を見てみましょう。

 

*電気ヒーター式

電気ヒーター式の床暖房の熱源は電気で、床下直下にある発電帯、蓄熱帯に通電して加熱します。
暖房の効果が高く施工も容易ですが、高温になりやすいので安全面の注意が必要です。

 

*温水循環式

外部で作られた温水を配管から床下に引いてきて、床下に循環させることで、床を温めます。
立ち上がりは遅いですが、温度分布が一定で、広い範囲や複数の部屋に設置することができます。

床暖房システムにはそれぞれに特徴があります。
どの種類のシステムがご家庭に合うか考慮して選択しましょう。
なお、床暖房システムは、その性質上床の下に設置することになるので、基本的には新築の住宅を建てる際に設置します。
家を新築する際は、あらかじめ床暖房についても考えておきましょう。

 

□まとめ

ここまで、蓄熱式床暖房システムやその他の床暖房システムについて見てきました。
床暖房は、一度施工すると簡単に入れ替えることができない設備です。
そのため、床暖房を選ぶ際は、短期のコストだけでなく長期的な目線で設備の種類とコストなどをよく比較して選ぶようにしましょう。
山形県において床暖房システムについて気になる点などがある方は、ぜひ当社にお気軽にお問い合わせください。