山形にお住まいの方必見!蓄電池に関する最新の補助金制度をご紹介

山形のような豪雪地域に住んでいると、やはり気になるのは冬の間の電気代ですよね。
暖房をはじめ、融雪装置や電気ストーブ、こたつ等、冬は特に電気代がかかってしまいます。

「省エネにして、少しでも電気代を安くしたい。」

そう思っている方は少なくないでしょう。
しかし、実際に蓄電池やオール電化と聞くと、さらにお金がかかってしまう気がしますよね。
そこで今回は、蓄電池に関する公的な最新の補助金についてお伝えしていきます。

□そもそも蓄電池とは?

簡単に言うと、蓄電池は使わない電気を貯めて、必要なときにその電気が使える、という装置です。
電気料金が安い夜の間に蓄電をしておき、その電気を電気料金の高い昼に使うことが可能です。
大幅に電気料金を節約できそうですよね。
しかし、本当のメリットはこれだけではありません。
太陽光発電とともに蓄電池を利用することで、太陽光発電で得た電気を電力会社に売却でき、日中の電気は蓄電池が補うので、電気料金が相対的にさらに下がるのです。
太陽光発電が一番発電するのは日中で、日中の買電単価は32/kWhと高いので、できるだけ電気は使わずに売却したいですよね。
また、災害時には蓄電池で貯めた電気を非常電源として利用できます。

□太陽光発電および蓄電池に関する補助金は?

電気料金が安くなるとは言っても、太陽光発電や蓄電池の設置費は無視できません。
20枚の太陽光モジュールを設置すると、その他諸費も併せて約130万円もかかってしまうことをご存知でしょうか?
蓄電池も設置するとなると、かなりの金額がかかってくるので、補助金制度を利用していきましょう。

*国からの補助金

実は、蓄電池単体での補助金はなくなってしまいました。
ただ、住宅用太陽光発電設備が設置されている住宅の場合、工事費に5万円の補助金、そして設備費への補助金として3万円/kWh(上限は総額の1/3)が支給されるようです。

*山形県・市の補助金

山形県からは、太陽光発電と併用して蓄電池を設置することで、太陽光発電には2.5万円/kWhが補助されます。(新築の場合は10万円、既築の場合は20万円が上限です)
蓄電池に対しては、その設置の1/10まで補助されます。
山形市も、太陽光発電との併用が条件で、2万円/kWh、蓄電池の実費の1/10の補助金が出ます。

□まとめ

蓄電池とはどのようなものか、そしてその補助金を国と地方公共団体に分けて解説してきました。
補助金制度には他にも細かな規定があるので、太陽光発電・蓄電池の補助金に興味をお持ちの方は、お気軽にご連絡ください。