近年蓄電池の導入を検討されている方が増えています。
最近の省エネ志向の高まりや太陽光発電市場の2019年問題が主な要因と考えられます。
とはいえ、蓄電池は高い買い物です。
安いタイプでも60万円、大体の蓄電池は100万円を超えます。
そう簡単に一度で購入できる代物ではありませんよね。
そんな蓄電池の購入を検討されているあなたにご紹介したいのが、蓄電池のローン制度。
この制度を知っておくことで、お得に蓄電池を購入することができます。
そこで今回は、蓄電池を設置する際のローン制度についてご紹介します。
□住宅ローンの借換え
現在使用しているリフォームや住宅ローンがあれば、新しいローンに乗り換えることができます。
借換えとは、住宅ローンを乗り換えることを指します。
この借換えによって、従来のローンより金利が安くなり月々の支払額が少なくなる場合があります。
この住宅ローンの借換に、太陽光発電パネルや蓄電池のローンを組み込むことができます。
現在、太陽光発電に関するローン、いわゆるソーラーローンの金利はかなり低水準です。
なぜなら、数年前から続く金利の緩和政策が原因だからです。
現在も金利の緩和政策が続いており、低金利の状態は今でも続いています。
つまり、今の低金利の状態で住宅ローンの借換えをすることはとてもお得だということです。
ソーラーローンを新しく住宅ローンに組み込むことで、金利が安くなり月々の支払額を大幅に少なくすることができます。
□ローン制度を利用するのに向いている方
先ほど蓄電池におけるお得なローン制度についてご紹介しました。
ここでは、どのような人がローン制度を利用するべきかご紹介します。
蓄電池の購入を考えている人を以下の3つのタイプに分類します。
*現金に余裕がある方
太陽光パネルや蓄電池の導入を数年前から考えていて、リフォーム資金を蓄えていた人です。
このような方は、ローン制度を利用する必要はないと言えるでしょう。
当たり前ですが、ローンで購入するより現金で一括購入した方が安く済みます。
業者によって、執拗にローンを勧めるところがありますので、注意しましょう。
*現金に余裕がない方
最近、太陽光パネルや蓄電池の導入を考え始めた人や、これから新たに家を建てようと考えている方です。
多くの方がこのタイプではないでしょうか。
このような方は今回ご紹介したローン制度を利用すると良いでしょう。
先ほどご説明したように、住宅ローンにソーラーローンを組み込んでみましょう。
また、ある程度の頭金を支払ってくことで、将来の月々における支払額をさらに抑えることができます。
□最後に
蓄電池や太陽光パネルは省エネのためとはいえど、とても高い買い物です。
しかし、うまく購入の方法を工夫することで、負担を少なくすることができます。
これから、蓄電池の導入を考えている方は、自分の支払能力を考慮してから賢く購入しましょう。