光熱費は誰しも節約したいものですよね。
しかし、使用時間や頻度を減らすだけではなかなか節電は難しく、効率も良くありません。
効率良く光熱費の節約をするには、ピークカットやピークシフトという制度を理解して、それに則って行動することが大切です。
そこで今回は、効率良く節電をするには具体的には何を知れば良いのかをご紹介いたします。
〇ピークカット・ピークシフトとは
最初に皆さんが気になったのはピークカット、ピークシフトという言葉ではないでしょうか。それぞれご説明します。
・ピークカット
電力使用が集中する時間帯の使用量の最大量を低く抑えることを意味します。
時間帯によって電力需要に格差があると、電力使用のピークに合わせて発電するシステム設計などが必要になるので、必然的にコストがかかるのです。
・ピークシフト
電力の使用が増える時間帯を別の時間帯や曜日にシフトさせることを意味します。
これによって電力需要量の時間帯別の格差を小さくすることができます。
〇光熱費節約との関連性
ピークカット、ピークシフトが何なのかは理解していただけたのではないでしょうか。
では次に、これらの制度がどのように光熱費の節約に関係しているのかを説明します。
一般的に電力会社は電力使用のピーク時に合わせて電力料金を高く設定して、使用量が少ない時間帯に低い料金設定にしています。これによって電力会社側も電力の使用量を分散させようとしているのです。
つまり、電力会社が価格を低く設定している時間帯に電力を消費するようにすれば、光熱費も自ずと節約できるようになるという話なのです。
〇蓄電池の存在
しかし電気料金が高くなっている時間帯というのは、誰しも電気を使わざるを得ない時間帯であるので、その時間帯に電気使用を控えるというのは難しい話です。
そこで、蓄電池の利用を提案いたします。つまり蓄電池を使用することで電気料金が安い時間帯に電気を貯めておき、電気料金が高くなる時間帯に貯め込んだ電力を使用することで、光熱費を節約することができるのです。
この方法であれば電気使用量はそのままでも光熱費を節約できます。
〇太陽光発電
加えて太陽光発電とセットで考えるともっとお得になります。
太陽光発電によってそもそもの使用電力を自分でまかなうことができれば、それだけで光熱費を節約できることは明らかですよね。
さらに太陽光発電機の設置費用も安くなっている今であれば、設置して大体10年ほどで元が取れ、それ以降はずっとお得ということにもなります。
〇最後に
結論といたしまては、蓄電池を導入することで光熱費は大きく削減できるということです。 また、長期的な視点で考えると、太陽光発電システムも同時に導入することでさらにメリットが生まれます。
光熱費の節約を考える際には、ぜひ蓄電池と合わせて太陽光発電の導入も検討してみて下さい。
