ロードヒーティングの基本を知ろう!費用や特徴をご紹介

こんにちは。株式会社オクヤマ電気工事です。冬になれば雪が積もりますよね。

雪といえば楽しいイメージを抱いている方が多いのではないでしょうか。

しかし、雪が邪魔で悩んでいるという方も多いと思います。

なかなか雪かきができる時間がなかったり、一人では量が多すぎて除雪できなかったりと苦労してらっしゃる方がたくさんいると思います。

そこで今回はそんな悩みを解決するロードヒーティングについてご紹介させていただきます。

■ロードヒーティングとは??

車道や歩道の舗装内に埋設し電熱線類やパイプに温水を循環させて路面を加熱します。

気象状況や路面状況によって連続運転させたり、断続運転により防雪、凍結防止目的とした運用方法が主流です。

車両用道路だけではなくバリアフリー対策を兼ねて市街地の歩道にも設置されています。

高速道路では寒冷地以外でもトンネル出口や橋梁凍結防止等の短距離区間に設置されています。

■ロードヒーティングの特徴

ロードヒーティングシステムには、降雪センサーがついているので、降雪シーズンに入ったら、電源さえ入れておけばあとは放置しても大丈夫です。

降雪センサーの働きにより、雪が降ってきたときに雪をキャッチして、自動的に運転が開始されるようになっています。

外出中や夜中に突然雪が降っても安心です。

地中センサーは路面の温度を的確にとらえて、必要以上に温めすぎるのを防ぎます。

凍りが強い日でも地面が凍ることもありません。

■ロードヒーティングのメリット

●雪が降った時に自動的に稼働して、雪を溶かしてくれるので雪かきや除雪作業の必要がなくなります。
●雪が積もっていないのですぐに車を出せます。

■ロードヒーティングのコスト

実際にロードヒーティングを導入するとなると、どのくらいのランニングコストがかかるのかはすごく気になりますよね。

これに関しては、ロードヒーティングを導入する面積や稼働時間など様々な条件によって変わってくるので一概には言えません。

ですので、いくつか例を挙げますが、ご参考程度にしてください。燃料を電気とした一例は㎡年に対して、コストが2500円ほどです。燃料を灯油とした一例では、㎡年に対して、1900円ほど。

燃料を都市ガスとした一例では、㎡年に対して、コストが1800円程度になります。

電気以外はメンテナンスが必要となってくるので、もう少し高くなる可能性があります。

 

以上がロードヒーティングの基本になります。
ロードヒーティングについて少しでも知っていただければ幸いです。