皆様は寒冷地向けエアコンを設置して、冬の寒さをしのごうと考えていらっしゃいませんか?
もちろん寒冷地向けエアコンで室温の調整などはできるのですが、エアコンの室外機の設置場所については考えていらっしゃいますか?
「室外機のことなんて考えていなかった!」というような方もいらっしゃるでしょう。
そのような方に向けて、今回は寒冷地でのエアコンの室外機の設置場所・設置方法について解説していきたいと思います。
◆なぜ室外機の設置場所が重要なのか?
「室外機なんて、適当に外に付ければ良いのでは?」と思っていらっしゃる方もいるでしょう。
ただ、『寒冷地』での室外機の設置場所は気を付けなくてはなりません。その理由は落雪や凍結の心配があるからです。
そこで、そのような事態を回避するための設置場所・設置方法についてご紹介いたします。
◆正しい設置場所・設置方法とは?
・人が通らない場所
室外機付近はドレン水が凍っている可能性が高く、転倒事故につながります。
・南側か東側
北側と西側は季節風が当たりやすく、室外機の機能を低下させる恐れがあります。
・室外機を二段に重ねない
室外機を二段に重ねると、ドレン水で室外機が凍結してしまうことがあります。
・落雪や積雪の心配がない場所
室外機の中に雪が入り込んでしまい故障の原因になります。また落雪の場合だと場合本体を破損してしまう場合もあります。
・つららが落ちてこない場所
つららが落ちてくると、本体が破損してしまうことがあります。
ここまでで、寒冷地での室外機の設置場所に注意する必要があるとご理解いただけたと思います。このようなことが原因で、室外機が故障してしまい、暖房機能が使えないことになったら、非常に困りますよね。ですから、しっかりと対策をしましょう。
◆業者に頼むメリット
先ほどご説明いたしました室外機の設置場所・設置方法をみて、自分たちで設置できそうですか?
「ちょっと自分には大変そう!」、「ここまでするのは面倒くさい!」などと感じた方が多いのではないでしょうか?
さらに、今回は基本的なことを解説しただけで、条件によっては臨機応変に対応しなくてはなりません。そこで業者に依頼すると、業者はその道の専門家ですから、問題なく作業を進めてくれるでしょう。
ここまで寒冷地でのエアコンの室外機の設置場所・設置方法についてご紹介いたしましたが、いかがでしたか?
寒冷地では凍結や落雪、つららなど他の地域では考えなくてよいことまで対策する必要があります。
ただ、安心して暮らすために必要な対策ですので、しっかりと対応していきましょう。